p.38 [1]の訳

 ふと見ると寝台の前に月の光りが(白く)反射している。
(そのまっ白い輝きは,最初は)地面に降った霜かと疑われるほどだった。
(やがて月の光とわかり)頭をあげて山の端にかかっている月をはるかに眺め,
(故郷のことが思い起こされて)うなだれては(しみじみと)故郷のことをしのぶのだった。
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