p.39 [2]の訳

A この村に桃の花のさかりの頃にやって来たら,(どこもかしこも花ばかりで)川の流れにもその花の赤色が映っているのだった。
B この村の子供らと手まりをつきながら,(のんびりと)遊びくらした今日の春の一日が,終わることなくいつまでも続いていてほしいものだ。
C 桃の花はかすみのように川の両岸に咲き満ちている。
春の川は濃い青色で,村をめぐって流れている。
桃の花を見ながら川の流れにそって行く。
私の(尋ねる)古い友人はこの川の東のほとりに住んでいるのである。
良寛の漢詩である。田面庵は古い友人有願和尚(うがんおしょう)の住む庵のこと。
D 川を越え,また川を越えた。
花の咲きほこるのに見とれた。
川べりの道には春風が吹いており,
知らないうちに友人の家に着いてしまった。
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